レコーディング その3
お待たせするにも程がありましたっ。
はい。お次は鬼の歌録りです。
なぜ歌録りは鬼なのかと言うと…
下手だからです。
いやいや、それだけじゃなくて、
ドラム、ベース、ギターとかと比べると、
歌は体調とか気分とかで全然雰囲気が変わっちゃうんですよ。
だから不調になると何も出来ないし、
絶好調だとしてもノドがヤラれちゃうから一気に録れるのは2曲くらいだし。
上手く歌えたぜ!と思っても普通過ぎてつまらなかったり、
コリャ失敗か?と思ったら意外と雰囲気があって良かったり、
何かと意味がわからんのです。…技術不足なだけだけど。
まあ、今の録音技術なら多少(いや、かなり)誤摩化せるんだけどね。
適当に録って、後から音程直したり、タイミング直したり、
良かった部分を他の同じ歌い回しの部分に貼付けたり…。
これが現代のレコーディングでは当たり前になってしまった、通称「整形」ってやつです。
しかしウチの鬼監督AxSxOxはそんなの許してくれません。
っつうか俺も「整形否定派」だからね。
その辺の事を話だすと話長くなるわ、無駄にアツくなるわ、酒こぼすわ、
ってな感じになるので今回は省略しますっ。
そんなこんなで歌を録り狂いました。
その様子をスリリングかつポップにお伝えしたいのですが…
地味過ぎて書く事がないな〜。
ひたすら夜中のF.A.Dのステージの隅っこでヤンヤン歌ってました。
そして数日かけて歌を録り終え、ヤス&ホリのコーラスも録り終え、
次はゲストコーラス。今回の曲はシンガロング多めだからね。
そこで…HOTSQUALLにわざわざ千葉から来てもらう事にしました。
快く引き受けてくれたHOTSQUALL+STAFFクラモっちゃん計4名。
また夜中のF.A.Dのステージの隅っこを使って
ガンガンにコーラスを入れて貰ったのですが、
やっぱり徐々にアガって来てしまい…
最後に録った曲では何故かステージ中央で歌う事に。
←まるで若手漫才コンビの練習風景。
なんだこのレコーディングは!?
しかしフザケながらもHOTSQUALLは仕事が早い。
オレらの曲をオレらより軽く乗りこなすのは凹むからやめて欲しい。
そんなパーリー的に行われたコーラス録りも無事終わり、
後は録った音をイイ感じにまとめて、
マスタリングって奴をして完成ですよ。
楽しみだ〜。
どんな感じに出来上がっちゃうんだろう。
…ってコレ書いてる今、
もうとっくに出来上がってますけど?
出来映えは聴いた人が確認してください。
「ストンピン変わっちゃったね〜」とか
「ストンピンは変わらないね〜」とか
「大人になったね〜」とか
「成長しないね〜」とか
色んな意見が飛び交うのを楽しみにしてます。
早く聴かせてえ。
ーーー 以下個人的宣伝 ーーー
えー、今回コーラスでお手伝いしてくれた
「千葉の冒険野郎、HOTSQUALL」
の初夏を彩るテーシャツを
私がデザインしちゃいました。
もうライヴで売ってるそうです。
このデザインにはバックプリントを含めて
「隠された意味」が有ったり無かったり…
とにかくTIGHTに着こなせ! or DIE!
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