2006年の想い出
今日の日記は長い上に、
本当に独り言に近いので
面倒くさい人は下の方へジャンプしたまえ。
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今年はまず、
"Can't Help Blowin' Up"をリリースした。
そして"Blowin' Up Tour"に出た。
充実したツアーだった。
各地の仲間や先輩と時間を共にできた。
新たなる仲間とも出会った。
…仲間とか言うと照れるな。
日本中の色んなバカと出会えた。
うん、こっちの方がしっくりくるな。
そしてツアーファイナルで初めてワンマンをやった。
ホームであるF.A.Dを満員にする事が出来た。
何も解っちゃいない大嫌いな「大人」の力を
一切使わずに満員に出来た。
嬉しかった。そして尋常じゃなく楽しかった。
その後、数々のバンドのツアーに同行させてもらった。
本当にバンドの出す音、やり方、人間性、
みんながみんな違うから、刺激をいっぱい貰った。
西の方でまた新しい仲間…いや、バカと出会えた。
そんな中、大切な友を失った。
友って言っても機材車の事だけどね。
廃ガス規制でもう乗れなくなる直前だったけど、
想い出の詰まった白くてデカい箱を
急に手放さなければいけなくなった。
悲しかったな〜。
そして夏の野外、
八食サマーフリーライヴ、タイト祭、に出演。
もちろん尋常じゃなく楽しかった。
が、その頃から色んな疑問も出て来た。
そのイベントに対してじゃなくて自分達に対してね。
ごく自然にやってきた自分達のスタイルというものを、
今まで全く考えなかった訳じゃないけど、
またちょっと考える様になった。
そして、ライヴ盤"TIME OF OUR LIVES"を発売した。
単純に「記念として」という意味もあるけど、
色んな想いを込めたCD+DVDだった。
とにかく想い描いたものに近い作品を
何より楽しんで作る事が出来たのが嬉しかった。
そして、横浜BLITZで"HIGH JACK"を行った。
もちろん楽しいイベントに出来たと思ってる。
でも、俺個人的には想い描いた理想には到達できず、
自分の不甲斐なさを痛感した。
一人で出来る事の限界を知った。
かと言って、何も解っちゃいない「大人」と組む気にはなれない。
ちなみに解ってない大人が嫌いなだけで、
「大人はみんな嫌いだっ」なんて思ってないよ。
同じ「感覚」や「熱」を持った人は
子供だろうが大人だろうが大好きです。
そういう人ともいっぱい出会った。
そして年末にかけて
また数々のバンドのツアーに同行させてもらった。
器用にライヴするバンド、
不器用にライヴするバンド、
余裕のライヴを見せてくれるバンド、
死ぬんじゃないかってライヴするバンド、
それぞれの「本気」を持ったバンドとライヴを共にした。
本当に刺激をもらった。
じゃあ、
オレたちはどんなバンドなんだろう。
そしてどんなバンドを目指してるんだろう。
今さらながら、そんな気持ちも芽生えて来た。
そんな中、オレ達とは違ったシーンで
(シーンって言葉はあまり好きじゃないけど)
活動しているバンドとライヴをする機会が
ほんの数回だけど、あった。
心をえぐる様な刺激と、心地よい緊張によって、
複雑になってた頭を
ちょっとだけシンプルに戻せた。
そして年末イベント。
単純に一度やってみたかったんだけど、
自分達を試す意味でも、いつもと違うライヴをした。
バンド結成以来、初めての試み。
MC無しでブッ続けライヴ。
あの曲やんね〜のかよ!とか
ヤスのMC楽しみにしてたのに!
って言われるのは覚悟の上。
これをやった「意味」とかは、
ココで説明して伝えられる自信がない。
っていうか後から色々説明するとカッコ悪いじゃん?
やってみた感想は
新しい刺激があった。やってみた価値はあった。
お客さんの感想は…人それぞれだろうね。
何となく熱いものが伝わってくれたなら嬉しいし、
そうじゃなくても構わない。
もちろん、今後もこれで行こうとか思ってないよ。
色んな条件が揃ったからやれた挑戦。
そんなこんなで気づいたら12月31日。
早っ。とは思うけど、充実してたと思う。
Blowin' Up Tourなんてすごく前にも感じるし。
しかしこの2006年最後の日記は、
何?迷ってるの?悩んでるの?ビビってんの?
的な発言が所々にありますが、
別にいつも迷ってるし、悩んでるし、ビビってます。
いつもの事です。人間ですから。
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「音楽」には「自然」に接するのが一番良いって
ずっと思って来たし、今でも思ってる。
とにかく自分と自分のやる音楽には嘘をつきたく無い。
そこは譲らずにやって来た。やって来れたと思う。
ただ、自然にやることも大切だけど、
もっと自分のケツにムチを打たなきゃなって
一年を振り返って思った。
おい、誰だ!今、オレが自分で自分のケツに
リアルにムチを打ってる姿を思い浮かべた奴は!
しかも全裸で!
あ、オレだった。みたいな。
…マジメに書くつもりが最後はやっぱりポップになったな。
来年もポップかつ大マジで生きてゆきます。
そしてSTOMPIN' BIRDはより刺激的に衝動的に。
一年間、ありがとう。
来年もよろしく!!
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