オヤっさん。
シェルターん時に
フットスイッチがブチ壊れたから
直しに行って来た。
あ、フットスイッチって
オレの足下にある「イカつい音」と「優しい音」を
切り替えるスイッチの事ね。
コレがすぐダメになるのよ…。
で、普通は楽器屋さんに持ってって、
楽器屋さんが修理センターに送って
って流れなんだけど、
それじゃ間に合わないから
修理センター直接行って来た。
前にも1度行った事があるんだけど、
ここのオヤジさんがマジ熱いの。
小柄でメガネで江戸っ子口調のオヤジさん。
「あの〜、このスイッチが…」って説明し始めると、
「あ〜、はいはい、コレね、あんた音楽的にゃ激しいんだろうけど、
コレ踏む時はグッとこらえて優しく踏むのがプロってもんじゃねえか?」
と、いきなり「ありがたい言葉」入りますっ!
若手芸人バリに「すぁ〜せんっ!」
とか言ってる間にタバコ片手のオヤジさんは
1コ目のフットスイッチ修理完了。
仕事が早過ぎるからっ!!
何気に予備で使ってる2つも壊れていたので
そっちも頼む。
「これからツアーなんすよ〜」
「何カ所でやんのよ?」
「30ちょっとッスね〜」
「はあ?30カ所も行くのかいっ!!
それじゃ誰が運転するかでケンカだな!!」
なんて会話をしてるうちにサクッと2つとも終了。
さすが職人さん。
ついでに
「これからツアーなんで一応アンプの方も…」
と言いかけたら
「心配すんなっ」
と、すでにアンプの解体が進んでいた。
「どんな使い方してんだ!?」
と軽く怒られながらも不安な箇所をバッチリ修理完了。
そしてお会計。
「どうせこれからツアーで金ねえんだろ?
貧乏人から金とれるかっ!!部品代だけでいいよっ」
と、ありがたいお言葉。
「あざ〜ッス!!」(←ちょっとは遠慮しろ)
「その代わり売れたら何かもってこいよ」
「もうちょっと時間かかりそうッス」
「そんなに待ってたら死んじまうよ」
「いや、それまで死んだらダメです」
なんて会話をして修理センターを後にした。
なんかスゲエすがすがしかったな〜。
本当に気持ちのいいオヤジさんだった。
だからその直した3つのうちの1つが
その日のスタジオで早速壊れた事は黙っておこう…。
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